営業本部 首都圏営業部
担当マネジャー
救命救急センターとクリニックで
約12年看護師としての勤務を経て、
2002年に入社。
2013年から、ディストリクトマネジャー(DM)
として長野県と山梨県を担当
私は当時、看護師としてクリニックに勤務していたのですが、そこに、患者としてTENAアドバイザーの方がたまたま来院していたんです。そのクリニックは往診も行なっていて、ちょうど在宅の患者さんに排泄ケアで困っていた方がいました。そういう理由があって、排泄ケアについて、そのTENAアドバイザーの方と少しお話しをさせていただいたところ、「患者さんの尿量はどのくらい?」と。そう言われるまで、尿量なんてまったく気にしていなかったんです。看護師としてこのままではいけないという思いが湧きおこると同時に、知れば知るほど奥が深い「排泄ケア」に興味が引かれていく自分がいました。もちろん当時も、「排泄ケア」という言葉自体は知っていたのですが、それについて、自分の中で正解も分からなければ、実感を持って考えることができていなかったんです。そしてユニ・チャーム メンリッケに転職。初めは名刺の渡し方も分からない状態でしたが、病院の中にいるのとは違った形で、多くの患者さんにコンチネンスケアを通して看護の実践ができる立場にやりがいを感じました。
2005年に、産休・育休を取得。復帰にあたっては、仕事と家庭を両立できるのかという不安ももちろんありましたが、自分の中に仕事へのルールを持つことで、以前よりも効率良く時間を使うことができるようになったと感じています。一人だとどうしても時間がいくらでもあるかのように感じてしまいますが、「夜は疲れているし、作業効率も悪いから潔く寝る!」みたいに決めてしまうと、その方が無駄な時間の使い方を減らすことができますし、メリハリを持って働くことができているなと感じますね。私のように、家庭と仕事という話でなくても、直行直帰の勤務スタイルで働くユニ・チャーム メンリッケでは、アドバイザーがそれぞれ自分の時間を自分でコントロールする必要があります。その時間の使い方をどう意識できるかが仕事を上手にまわすポイントでもあるので、特に入社して間もない社員は、1日のスケジューリングや、担当している施設や病院の状況をこまめに上長に相談するといいと思います。
2014年には、長野と山梨を担当するディストリクトマネジャー(DM)になり、自分自身のお客様を担当しながら、メンバーの育成という観点にも重きを置いて仕事をしています。今は、社内全体でも若手を育てようという動きが活発ですし、実際に、考え方やツールなどの環境も整ってきています。そこで知識や技術を身に付けることは当たり前ですが、最も大切なことは、自分がどんなアドバイザーになりたいかということなんです。私がお世話になっているお客様で、尊敬している看護部長さんがいらっしゃるのですが、その方とお話している中で、「誰のもとで働くのか、どこで働くのかじゃなくて、看護師として自分がどうありたいかということが大事」ということをおっしゃっていて、いつも思い出すんです。TENAアドバイザーとしても、自分がどんなTENAアドバイザーでありたいか。これは、私たちにとっても一番大切な考え方だと思うんです。だからメンバーにも、ありたい自分を常に持っていて欲しいということを伝えて、一緒に考えていけるようなコミュニケーションを取るようにしています。ありたい姿への軸を判断の指標にして、迷った時はいつでも立ち返ることができるように、どんな自分でありたいかをしっかりと言語化することが大切です。私も、現状に満足せず学ぶ姿勢を常に持ちながら、全社員がここで働き続けたいと思えるような会社にしていきたいですね。